起業

会社の作り方。作るなら株式会社それとも個人事業主?どうやって作ればいいの?

起業

「会社を作りたいけど…」

「株式会社がいいのか個人事業主がいいのか分からない。」

「出来るだけ出費は抑えたい…」

「設立するために何をしたらいいか順番に教えてほしい」

「設立するためにおとくなサイトや便利なサイトやを教えてほしい。」考える女の子

「どんな本が役に立つ?」

 

こんな悩みをお持ちの方へ。

本記事では出産後、主婦だった私が個人事業主や株式会社の代表となりそのノウハウを公開することで今、現在、同じように動き出しているあなたへお役に立てれば幸いです。

また、経歴を聞けば皆さんすごいねとおっしゃいますが、私は田舎生まれで学歴もお話しできないレベルの普通の主婦でした。

ですので、こんな私でも出来たノウハウをお伝えすることで子育て後もあなたにも出来ると信じて輝いているママが日本中にあふれることを心から望んでいます。

 

もくじ

  • 会社の種類って?
  • 個人事業主の作り方。
  • 株式会社の作り方。
  • 設立後にする事。
  • 会計の管理の仕方、便利なサイト。
  • 会社設立で参考になる本。

 

1.会社の種類って?

現在、会社法で定められている会社形態の以下の4種類です。

  • 株式会社
  • 合同会社
  • 合名会社
  • 合資会社
  • (個人事業主)

そのうち、会社法では「合名会社・合資会社・合同会社」の3形態をまとめて持分会社と総称されています。

会社を設立する際に、もっとも多く選ばれているのが株式会社です。

合同会社は、一般的には、少人数で経営する業種や規模の小さな会社に利用されることが多いといえます。

 

ですが、2016年5月1日にアマゾン・ジャパンが株式会社から合同会社に組織変更したことが記憶に新しいほか、アップルジャパン、西友、シスコシステムズ、PWCジャパンなど複数の有名企業が合同会社という形態を採用しています。

株式会社は株式を持っている=所有者と経営者が同じではないこと。

合同会社は所有者と経営者が一致していることで意思決定を迅速に行うことができるというメリットがあります。

合同会社に向いている職業は個人事業から法人成りしたり、1人起業したり、家族経営で行う様々なスモールビジネス(デザイナー、プログラマー、セミナー業)にも利用しやすい会社形態ということができます。

合同会社では、損益の分配を出資割合ではなく、職務内容や会社への貢献度に応じて設計することが可能です。

 

したがって、資金力はなくても専門能力などを持っているメンバーが経営に関与することも可能となります。

合同会社という名称は知名度としてはあまり高くありません。

そのため、取引先や顧客に与えるイメージや信用という意味で不安視される場合もあります。

 

個人事業主・法人の比較

個人事業主 法人
開業・設立手続き 開業届を出すだけ(0円) 定款作成・登記が必要 (約6〜25万円)
事業の廃止 届出を出す 解散登記、公告等が必要 (数万円かかる)
税金 経費に認められる範囲が狭い 経費に認められる範囲が広い(経営者への給与や保険料等)。逆に赤字でも法人税の均等割7万円。
赤字の繰越 3年(青色申告の場合) 9年
信用 低い 高い(取引相手、採用候補者)
会計・経理 個人の確定申告(簡単) 法人決算書・申告(税理士が必要なことが多い)
生命保険 所得控除 全額経費
社会保険(従業員分含む) 会社負担分なし(5人未満の場合) 会社負担分あり

まとめ

独立後の売上が低い見込み(数百万円程度まで)の方は個人事業主、独立後1,000万円近い売上が見込める方や大きな投資をする予定の方は法人を選ぶといいでしょう。 法人は、設立するにも解散するにもお金がかかりますので、真剣にビジネスに取り組みたい人は法人からはじめ、気軽にやりたい方はまずは個人事業主で始めるとよいでしょう。

 

2.個人事業主の作り方

1.開業(廃業)したらすぐに提出する「個人事業の開業・廃業等届出書」

2.期限は1ヶ月以内

3.「屋号」は何でも大丈夫。(決まっていれば書く)

 

個人事業の開業・廃業等届出書」は開業しようとしている住所の管轄である最寄りの税務署に行って個人事業主を開業したいと窓口で伝えれば丁寧に書き方まで教えてくれますよ。また、ちょっとした相談にも乗ってくれます。

ですが、税務署が忙しい2月の確定申告前後は避けましょう。

そして、その時に税務署でも教えてくれると思いますが、「青色申告承認申請書」の提出をお忘れ無く。

こちらの書類を出すことで65万円控除されます。

ただし、提出期限や、複式簿記を確定申告の際に提出することが必要となります。こちらは色々な無料のソフトがありますので日々の売上や経費等お金の出入り帳簿に入力し、確定申告の時期にきっちりと提出することで控除されます。

1年目は慣れない作業で大変ですが、慣れてきます。慣れていない頃記帳はこまめにする事をおすすめします。

帳簿をつけることで売上と費用とが明確に確認する事が出来実際の利益等も見えてきます。

慣れないから、苦手だからと記帳を怠ると忘れて思い出せなくなったり領収書の紛失を気づけなかったりそもそも利益が出ている商売なのかの見極めも出来ないまま、赤字営業する羽目になることも。

初めは、不必要に物を買いすぎて費用がかかったりしますので最低限、ある物で運用していくことをおすすめします。

 

1.開業日から2ヶ月以内に提出(1月1日~15日の間の場合は3月15日まで)

2.65万円の控除には「複式簿記」が必要

 

3.株式会社の作り方

株式会社タイプは2つ

1.取締役会非設置会社

2.  取締役会設置会社

取締役会を設置するメリット
① 株主総会ではなく、取締役会において会社の意思決定をすることができます。
② 取締役会を設置することにより、社会的な信用を高めることができます。
③ ある特定の取締役における専断を防止することができます。

取締役会を設置するデメリット
① 役員の人数が最低でも4名必要になります。
② 株主側の目線として、株主総会の権限が制限されます。
③ 株主総会の招集通知を書面でしなければなりません。
④ 定時株主総会招集に際して、監査報告書・計算書類を添付する必要があります。

会社設立の専門家に依頼するメリットは?(時間と費用を節約)

「書類作成」「定款認証」「法務局へ登記」

① 役員・出資者の印鑑証明書取得

② 会社の実印を注文

③ 定款の作成

④ 会社設立の書類一式作成

⑤ 資本金(出資金)の払込み

⑥ 会社実印・個人実印の押印

⑦ 定款の認証

⑧ 法務局へ登記申請

 

 

 

4.設立後にする事

・会社名義の口座の開設
・税務署への届け出
・市町村役場への届け出
・年金事務所への届け出
・ハローワークへの届け出
・労働基準監督署への届け出

 

5.会計の管理の仕方、便利なサイト

私が株式会社を設立していたときに実際に利用していた会計ソフトはこれ!
会計ソフト「フリーウェイ経理Lite」は永久に無料

・会計の知識がある。
・小さい会社である。


ただし、2年目からは会計士さんにお願いしました。
2年目ともなると仕事が忙しい事、輸入販売業で会計が複雑であること、出資者が外国人であることで会計での知識がより必要なことが理由です。
そして、株式会社の決算はかなり複雑です。
提出書類もかなりの量がありますので、会計士さんに御願いする事をお勧めします。
そして、その時間で売上アップに力を注ぐことをおすすめします。

会計士さんが決まるまでは昼間は仕事夜中に会計をしていましたが決まってからは、夜中に会計業務がなくなり、仕事に集中出来ました。会計のことは電話での返答ですむのでかなり時間に余裕が出来ました。

個人事業主では
フリーランスのための超簡単!青色申告 事業所得用・申告ソフト付(Windows用・ダウンロード版)

何年間お世話になったのでしょうか。
個人事業主としてセレクトショップを運営しておりましたので毎年新たな本を購入して使わせていただきました。
使いやすかったです。
そして、経費を抑えたかった理由でこちらを選びました。
経理をしている方は分かるのですが毎年申告する際に改定があります。
その為、本からも知識を得ることが出来ましたのでとても、役立ちました。

6.会社設立で参考になる本

私自身が頼った本は少し古いので最近いいなあと思った本をおすすめする事にしました。
実際の所、起業したての頃はどの本でも全て勉強になります。
時間が、バタバタ忙しいのですが、知識を増やしながら会社を運営していく事になります。

まとめ

会社の設立をした際は、分からない事が出てきたらインターネットで検索して、

税務のことなら、調べても分からなければ税務署に電話して。

少し時間が出来たら今必要な知識を本から探してその部分を読んでと学びながら運営していくといった感じです。

あっという間に時間は過ぎていきますので一日の時間の割り振りを考えてスピードよく効率良く学んでいく必要があります。

壁にぶつかってもその答えを気にしていたら答えが自分の頭から出てくるように前に進んでいけます。

色んな事を決めるのは自分自身なので、自分の信念に従いながら会社の運営をされる事をおすすめします。

忙しさや、周りの環境に流され信念を忘れて前に進んでしまうと結局うまくいかないことが起こってきます。

あなたが、会社(船)の船長として信念に基づき舵切りを行うことで少し遠回りしてもうまく進んで行けます

色々な成功している方の本を読めば読むほど誠実な会社が残っている様に思われます。

長々と読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

-起業