「フランスで3歳から義務教育って?」
「3歳から何を学ばせるんだろう?」
「料金は?」
「日本の義務教育とは?」
もくじ
フランスで3歳から義務教育って?
3歳から何を学ばせるんだろう?
料金は?
日本の義務教育とは?
フランスで3歳から義務教育って?
フランスでは1882年より6歳から13歳の義務教育をスタート、2019年に3歳から義務教育に。
ブランケール国民教育相によると「平等」がキーワード
「保育学校に通う時期は、子どもの成長にとって大変重要です。あらゆる分野の研究で、人生の最初の7年間が大事だという結果が出ています。ですから保育学校の政策、つまり幼い子どもたちを対象にする政策はそれだけ大切なのです。限られた予算を投じてすることですから、大きな効果をもたらしてほしい。ですから、子だもたちが3歳から教育を受けることが必須だと考えました」
私たちの目的は競争させることではなく、協力的な環境をつくることです。一人で勝利するのではなく、皆で勝利を目指した方がいい。一人で好き勝手に生きていくのではなく、周囲に耳を傾けたり、相談したりすることも大事です。そのためには、子どもたちがフランス語を話せる才能を育てるべきだと考えています」
3歳から何を学ばせるんだろう?
マクロン政権は、
読み書きや数など基本的な知識を早くから身に付けられるようにして
不平等の解消につなげたい考え。
お遊びの場所というよりも教育の場という要素が強いプログラム
年少組:体操や工作など、日本の幼稚園と同じようなカリキュラム。
年中組:成績表、アルファベットのブロック体を習い始めます。
年長組:小学校入学の準備、アルファベットの筆記体を習い、文章を書く練習等。
料金は?
フランスの公立学校の教育費 義務教育になる前
幼稚園(3歳から3年間、PS/MS/GS。義務教育ではない):授業料 無料
小学校(6歳になる年から5年間、CP/CE1/CE2/CM1/CM2):授業料 無料
中学校:(4年間、6eme/5eme/4eme/3eme):授業料 無料
高校:(3年間、2nd/1ere/Terminal):授業料 無料
幼稚園~高校までの給食費
給食費は住んでいる都市と親の年収によって金額が約10段階に分かれており、家庭の
経済状況により1食2.80~6.35€と差があるとのことです。
日本の義務教育とは?
教育基本法
第4条 (義務教育)
国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う。
国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、
授業料は、これを徴収しない。
とのことです。
まとめとして
皆さんはいろんな意見があると思いますが、私は、3歳からの学びは必要だと思います。
子供達を3人育ててきて、また、周りの子供達を観察して、子供達は、ちょっと難しいくらいの学びが大好きです。
新しいことに目をキラキラさせて取り組んでいる姿を見ると、学びを通じて新しい発見、出来なかったことが出来るようになる成功体験。
また、出来る事が増えることで周りからの「すごいね!」「出来たね!」の言葉を子供達は栄養にして、どんどん色んな事を吸収して学んでいきます。
家でだらだら過ごすよりもお友達や先生達と思いっきり遊んだりおしゃべりしたり、言葉の量も増え、遊び方の探求やお友達との交流など、刺激がいっぱいの環境を平等に色々な子供達へ提供できたら素敵ですね。
また、今、小さなお子さんへの虐待等も早期教育をする事で少しでも減少すればいいなあと思います。